年の瀬に行われる定番イベント、アイドル楽曲大賞。
欅坂はもちろんBiSHが勢力を伸ばし、楽曲派受けを狙うようなアイドルシーンの傾向が見られた一年でした。特に有名ミュージシャンとのコラボは、メジャーでは多くのグループがやるようになりました。
この記事では、そんなメジャーシーンのアイドル楽曲大賞にぜひ投票したい曲をベスト10形式で発表していきたいと思います。
- 10位. predawn/東京女子流
- 9位. Just be yourself/わーすた
- 8位. 青春時計/NGT48
- 7位. それでも歩いている/欅坂46
- 6位. アイドルレース/夢みるアドレセンス
- 5位. START/チームしゃちほこ
- 4位. プロミスザミスター/BiSH
- 3位. なないろ/私立恵比寿中学校
- 2位. 夏の香のパ・ド・ドゥ /ヲルタナティヴ
- 1位. ねぇ愛してみて/わーすた
インディーズ編はこちらから。
10位. predawn/東京女子流
EDMサウンドをベースにした楽曲。アイドルでEDMって意外と珍しいかもしれない。TGSはアーティスト宣言をしてアイドル系のイベントには出なくなって、そして2017年またアイドルシーンに戻ってきたTGS。紆余曲折あったからこそ、この楽曲は洋楽っぽいニュアンスがかっこいいですね。
9位. Just be yourself/わーすた
去年「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ」で4位をとったわーすた。今年はさらに勢いづいていました。わーすたの猫耳で二次元なゲームっぽい世界観とは少し外れるいわゆるアイドルソングなのですが、正統派もまた良い。この曲からなっちゅん・るかのツインボーカル体制に戻りました。パーカッションの使い方が特徴的で、二人の声が際立ちますね。
8位. 青春時計/NGT48
NGT48のデビューシングル。ど直球の恋愛ソングで淡い切ない感じから始まったかとお思うと、ラップが入り爽やかな曲に仕上がっています。サビのチクータクーが頭から離れなくなってしまいます。ビートルズのアビーロードをオマージュしたジャケ写も話題に。
7位. それでも歩いている/欅坂46
70年代のフォークに挑んだのがこの楽曲。ギター一本で歌われ、長渕剛ばりの人生を語るまっすぐな歌詞。
人生とは転ぶもの 膝小僧は擦りむくものなんだ なんでも立ち上げれよ 俺はそれでも歩いてく
70年代のフォークシーンを牽引してきたのは吉田拓郎であり、彼もまたボブディランに影響を受けている一人。「ボブディランは返さない」の流れを組んだこの曲であり、欅坂の楽曲としてのストーリーも楽しめます。
6位. アイドルレース/夢みるアドレセンス
バンドとの関わり方が豪華でOKAMOTO'SやKEYTALKからも楽曲提供を受けている夢アドが、いま若者の中ではそりゃあまあ盛り上がるヤバいTシャツ屋さんが提供した曲。
テンポが早いロックサウンドとコミックバンドのヤバTならではのあるあるの歌詞のマッチが素晴らしいです。夢アドのコンセプトでもある可愛いだけじゃダメですか、も連発されグループにあった楽しい曲ですね。夢アドも今年色々あったけど、頑張って欲しい。
5位. START/チームしゃちほこ
号泣バンドBLUE ENCOUNTが提供した楽曲。ブルエンだけあって、ジャカジャカなってるギターの重いロックサウンドがたまりません。ゆずぽんがいなくなって、新しいスタートを切るんだ!という意思を感じる楽曲。
イエッタイガー禁止とかでざわざわしているチームしゃちほこだけど、楽曲はかなりいいのでちゃんと聞いて欲しいですね。
4位. プロミスザミスター/BiSH
今やいうまでもなくアイドル界の中では一番勢いのあるグループ、BiSH。彼女たちの一番の魅力は楽曲であり、ライブ。その中でも一番を争うアンセムなのがこのプロミスザミスター。サビの振付もわかりやすく、ライブではまず盛り上がる。
去年オーケストラでアイドル楽曲大賞を取りましたが、それに似た切なさとかっこよさが共存する楽曲。アイナジエンドの響き渡るハスキーボイスと他のメンバーの明るい声のマッチが最高です。
3位. なないろ/私立恵比寿中学校
楽曲提供はレキシの池田さん。レキシと恵比寿中学校はある程度親交があるので、グループの文脈を踏まえた歌詞になっています。説明するのも野暮なのですが、歌詞の中の「青い空」は急逝してしまった松野莉奈さんのこと。彼女のことを胸に思い、前に進むという想いが詰まった大切な曲です。
2位. 夏の香のパ・ド・ドゥ /ヲルタナティヴ
不安そうで静かな冒頭からサビまで一気に上がって行くサウンド。サビの電子音バリバリで曲調が一気に変わる感じに心打たれる。MAPLEZの「季節はサチュレイトーン」という曲にも似た柔らかい曲調ですね。サビ後のズンズンズンがずっと脳裏に響いてきます。不安で儚げな雰囲気を出すことに関してヲルタナティブに勝てるアイドルはいません。夏の切なさが伝わる名曲。
1位. ねぇ愛してみて/わーすた
ポップでカラフルな曲が多いわーすたでは珍しい、バラードの曲。わーすたのツインボーカル二人、なっちゅんとるかの歌唱力の高さが存分に発揮される曲です。下に動画を上げた4.22 Zepp DiverCity Tokyoの生バンドヴァージョンではピアノが素晴らしい。メンバー同士がアイコンタクトしているのもいいですね。
この曲の最大の特徴は何度も繰り返されるサビのファルセット。音楽的に次元の高いことをしているわけではないですが、心に響く楽曲なので一位にしました。何度も聞きたい、大好きな曲。
『ねえ愛してみて』のファルセット。感動する歌声。#わーすた #わのなな pic.twitter.com/oIZlezgGYy
— ケンゾー (@KENZO_idol) 2017年9月18日
いかがだったでしょうか。読者の方も是非投票してみてくださいね。投票はこちらから!投票受付期間は11/27(月)13:00~12/4(月)23:59です。
第6回アイドル楽曲大賞2017、告知サイト公開しました! https://t.co/9SNjM79NMp 情報告知はサイトおよびこちらのTwitterアカウントで行っていきますのでよろしくお願いします。 #アイドル楽曲大賞 pic.twitter.com/AYy6hkpX4d
— アイドル楽曲大賞スタッフ (@ima_staff) 2017年11月9日