ミーハー主義。

エンタメ業界で働く私が、アイドル・テレビ番組・映画などについて書きます。

【インディーズ編】2017年アイドル楽曲大賞に投票したい曲ベスト10を発表するよ

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アイドルファンをやって7年近くになりますが、可愛さやストーリーで売れていたところもある程度飽和してきて、楽曲に力を入れたアイドルが注目され世に出て行ったという印象がある一年でした。

欅坂はもちろん、今や誰にも勢いが止められないBiSHをはじめとするWACKがメジャーシーンを引っ張り、地下ではマスロックからヒップホップまで様々なジャンルのアイドル楽曲が牽引します。

この記事では最近始まった2017年のアイドル楽曲大賞にノミネートされており、個人としてぜひ投票したい曲をベスト10で発表します。

 

 

10位. 黒糸/じゅじゅ

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呪いをテーマにしたアイドル。不協和音をものともしないような曲の始まりから、透き通っていく。コンセプト通り、不安にさせるような気味が悪い印象の曲作りをしつつ、サビはちゃんと聴けるのが素敵。歌もところどころハモっているのが良いですね。

 

9位. 夏休みのBABY/lyrical school 

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リリスクがどんどんヒップホップ色が強くなっていると感じる曲。スチャダラパーのようなちょっと若くて青臭いところがアイドルに媚びていなくてカッコ良い。ベースラインでLet's Groove(Earth Wind and Fire)が入っており、手が込んだ作品。

 

8位. Amazing Glow/Migma Shelter

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サイケデリックトランスで踊り狂えるアイドルというコンセプト。冒頭の歌い出しまでの1分ではちきれそうになります。声を押しつぶすほどの強い音とサイケデリックな雰囲気でどこか遠く、異世界にきたような気持ちになる楽曲です。

 

7位. Beyond the Mountain/GANG PARADE

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冒頭からラップとセリフがあり、一気に世界観に引き込まれる曲。WACKの中でも異端のグループであるGANG PARADE。2番サビ後、山を表しているようなスケールが大きい壮大な感じがするサウンドが好きです。MVの白黒に変わるのももかっこいい。

 

6位. EMOTIONAL/Devil ANTHEM.

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益若つばさらなどのモデルや女優が所属するエイジアプロモーションが運営するアイドル。メンバーは全員2000年以降の生まれなのに、大きな事務所だけあってダンスも歌も高クオリティの彼女たち。ロックサウンドで不安になるくらい早いビート。未来に向けて一気に走り出す空気感が最高にかっこいいです。

 

5位. Any/ヤなことそっとミュート

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聞いたらわかる、ロックファンを取りに行くようなアイドルグループ。90年代のオルタティブロックをアレンジしたような楽曲で、楽器の音がシンプルでよく聞こえる。手数が多いわけではないが音圧があるバンドサウンドと、力強い声。この楽曲はサビのハモリも綺麗ですね。

 

4位. 前髪/アイドルネッサンス

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アイドルネッサンスの初オリジナル曲。作詞・作曲はbase ball bearの小出祐介。

冒頭のピアノ伴奏のサビ歌い出しでドキッとくる。他にもベボベの楽曲「17才」もカバーしている彼女たち。「前髪」も「17才」も彼女たち自身のことを歌っているような曲で、等身大の歌詞から溢れ出る青春感。

決まらない前髪を また風が乱してゆく

このフレーズで、思春期に揺れ動く心境を見事に表現しています。「色々もうわかんないけど、それでも前に行くんだ!」という葛藤と前進に痺れますね。

 

3位. 3WD/task have fun 

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今年のアイドル横丁で発見され、一気に階段を登って行ったtask have fun。今じゃフェスでこの曲が流れれば大勢の人が集まって騒ぐような曲に。今回のアイドル楽曲大賞も一位を取ると呼び声も高いです。目立つドラムの音と煽る金管がこれでもかってくらい効いてくる。アイドルが歌うロックサウンドのいいところを全て取って行ったような曲。

 

2位. 夜間飛行/sora tob sakana

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アイドルがバンドセット入れて、変拍子の楽曲やる時代が来るとは・・。楽曲重視シーンの最先端にいるのがおサカナちゃんたち。マスフェスっていうマスロックのアーティストだけが集まるようなフェスにも出演している。サビのグルーヴ感、一体感が半端じゃなくてライブ会場に行って聞きたい曲。 

 

1位. ダンス・ファウンダー/フィロソフィーのダンス

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ナンバーガールやフジファブリックを世に出した加茂啓太郎さんのプロデュースしているアイドル。アイドルのファンクを歌わせたら、ってコンセプト。

ファンクの16ビートの乗りやすいサウンドに、メンバーのそれぞれ違った声質が乗っかっています。グループを引っ張る低く強い声質のハルと透明感のある伸びやかなまりりに加えて、おとはすとあんながかなり前に出ているのがこの曲。

自分がフィロのスを初めて見たのはアイドル横丁。ウリャオイじゃなくて、頭を振って楽しみたくなるようなアイドルってかなり衝撃的だったってことでこれを一位にしました。

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いかがだったでしょうか。読者の方も是非投票してみてくださいね。

投票はこちらから!投票受付期間は11/27(月)13:00~12/4(月)23:59です。