菅本裕子さん、通称ゆうこす。元HKT48のメンバーで、現在はモテクリエイターという肩書きで仕事をしている彼女。TwitterやInstagram、Youtube、LINEなど全てのSNSのフォロワーを合わせるとなんと76万人。
そんな彼女の初めての著書『SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方』が発売されました。
今から5年前にHKTを辞める経緯を説明した動画をYoutubeにアップし炎上したというところからこの本は始まります。私は当時もアイドルオタクだったので、動画を見て「あれっ、可愛い子だな!」と思っていましたがこういった形で芸能に戻ってくるとは思いもしませんでした。
この本を読み、「この本はブロガーも、アイドルも絶対に読むべき本だ!」と思ったので読むべき理由を紹介していきますね。そのほか、発信力をつけたい方、ファンをつけたい方にはおすすめです。
SNSを特徴ごとに使い分ける
Twitter⇨RT機能があるため、一番拡散力が高いSNS。「共感」がポイント。
Instagram⇨一番自己プロデュースに向いているSNS。「憧れ」がポイント。
ブログ⇨一番掘り下げ型のSNS。
Youtube⇨小学生〜高校生には欠かせないSNS。情報発信者が少なく目立つチャンスがある。
このように本書の中で明確に使い分けがされていました。同じような投稿をしてしまう私にとっては耳が痛い話。
ツイッターもブログの更新通知だけになってしまうのは絶対にダメ!と書かれており、(自省も込めて)拡散を意識したツイートをするようにしましょう。
アイドルも同様で最近ではインスタを始める子も増えてきましたが、ツイッター同様ただ自撮りをあげる子も多いです。例えば、インスタでは女性ファンを狙ってメイク動画を上げる、雑誌のような綺麗な写真を多くする、といったことをするとまた新しいファンがついていくのかもしれません。
本音や好きなこと「だけ」を言う
「いや待て待て、簡単に拡散を意識したツイートって言うけどそれってどんなだよ。」と思うかもしれません。
その答えは、本音や好きなこと「だけ」を言うこと。
好かれようとする必要はなく、「なりたい自分」をプロデュースできるのがSNSの世界なんだよと本には書かれています。
ゆうこすのツイッターを見ていると、こんなツイートも。あれ、元アイドルじゃなかった?あれ?と思いますが、まさに言いたいことを言っている感。
今日の夜、LINELIVEで #ゆうこす知名度調査 をしたいから付き合ってくれとマネージャーに頼んだ結果です。(別のマネージャーに即ラインして頼みました) pic.twitter.com/DHrggFuDQX
— 菅本裕子♡ゆうこす (@yukos_kawaii) 2017年10月27日
ブロガーもカッコつけてすましたことをツイートしたり、人のためになることをツイートしなくちゃと力が入ったりしてしまいますが、あくまで大事なのは本音。本音や好きなこと「だけ」を発信することで、個性が生まれてファンがついてくると言います。
アイドルでは最近だとアイドルネッサンスの石野理子ちゃんのツイッターが話題です。
彼女も本音で思ったことをズバッと言っているからこそ、話題になり新しいファンを獲得できるのでしょう。
私が現在見えてる世界と、私の生活圏以外で世界がちゃんと動いているのか心配になります
— 石野理子 アイドルネッサンス (@ishino_ir) 2017年8月4日
これはTwitterの醍醐味であるただの『呟き』なので、共感とかは結構です☺️
今日の特典会で始めたばかりのTwitterのこと沢山の大人に馬鹿にされたので、もうちょっと若者の考えや見解を尊重する日本の社会になって欲しいです、、、窮屈な国は息苦しいです
— 石野理子 アイドルネッサンス (@ishino_ir) 2017年8月4日
コツコツ行動すること
ゆうこすは反応がなくても「半年」は続けるべきだ、と本書で言っています。
今76万人のフォロワーを抱えるゆうこすでさえ、最初は全くと言っていいほど反応がなかったんですからね。
ブロガーだったら絶対にこういう時があって、魔の3ヶ月目なんて言われたりしますが「先月よりたくさん記事書いたのにPVは下がった。。なんで。。」ってなる時や気合い入れた全力投球の記事が「まさかのスルー」なんてことも多々あります。いや、私自身が今まさにそれなんですが。先月よりPV下がったんですが。どうなってんの。
ここでゆうこすのこの言葉を思い出してほしいです。
でも、ここであきらめないでほしい。
「最初は見てもらえなくて当たり前。いつか、誰かが見てくれる」くらいの気持ちで、気長に発信し続けることが大切なのです。
ありがたいお言葉です。やる気がみなぎりますね。
まとめ
見てもらった通り、発信力を強化したいブロガー、アイドル、その他様々な人にとって有益な本ではないかと思います。いやーー頑張ろうと思えました。
最後に、本書からの引用で一番好きだった部分を紹介します。
「好きこそ物の上手なれ」と言いますが、本当にそう。
心から「好き」と言えるものがあるって、すごい。
それを「夢」と語れる人は、もっとすごい。そしてそれを行動に移せる人は、私はもう「天才」だと思うのです。
やりたいことを行動に移すって、簡単なようで実は簡単ではないのです。
大人になればなるほど、ね。
発信力を強化したい!って思っている人は、何かしらやりたいことがあってそこに向かって行動している人でしょう。
私たちは「天才」ですから。今後もガンガン好きなこと「だけ」発信していきましょう。
この本はここから買えますよ!